Apache OpenOffice < 3.4.0 複数のメモリ破損の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 59191

概要

リモート Windows ホストには、複数のメモリ破損の脆弱性の影響を受けるプログラムがあります。

説明

リモートホストにインストールされている Apache OpenOffice は、3.4.0 より前のバージョンです。そのため、これはいくつかのメモリ破損の問題の影響を受けます:

- An integer overflow error exists in 'vclmi.dll' that could allow heap-based buffer overflows when handling embedded image objects. (CVE-2012-1149)

- 「libwpd」にメモリ上書きのエラーが存在し、これは WordPerfect ドキュメントを処理する際に発生する可能性があります。このメモリ上書きにより、任意のコードの実行が引き起こされる場合があります。
(CVE-2012-2149)

- 「filter/source/msfilter msdffimp.cxx」にメモリチェックのエラーが存在し、これは PowerPoint グラフィックスレコードを処理する際に発生する可能性があります。
これらのエラーにより、サービス拒否攻撃が可能になる場合があります。
(CVE-2012-2334)

ソリューション

Apache OpenOfficeバージョン3.4.0以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.securityfocus.com/archive/1/522780/30/0/threaded

http://www.openoffice.org/security/cves/CVE-2012-1149.html

http://www.openoffice.org/security/cves/CVE-2012-2149.html

http://www.openoffice.org/security/cves/CVE-2012-2334.html

http://www.openoffice.org/news/aoo34.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59191

ファイル名: openoffice_34.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2012/5/18

更新日: 2019/12/4

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2012-2149

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:openoffice

必要な KB アイテム: SMB/OpenOffice/Build

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/5/8

脆弱性公開日: 2011/5/16

参照情報

CVE: CVE-2012-1149, CVE-2012-2149, CVE-2012-2334

BID: 53570