Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ:sudo(MDVSA-2012:079)

high Nessus プラグイン ID 59221

概要

リモート Mandriva Linux ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

sudo で次のような脆弱性が見つかり、修正されています:

バージョン 1.6.9p3 から 1.8.4p4 の sudo で、 IP ネットワークの照合コードに欠陥が存在します。その結果、実際にローカルホストが、IP アドレスで記述され、そして sudoers ファイルや LDAP でリストされた netmask に関連するネットワークの一部ではないにもかかわらず、照合が行われてしまう場合があります。
結果として、特定の IP ネットワークでコマンドを実行する権限があるユーザーが、sudoers に明示的に記載されていない他のネットワークに属するホスト上で、コマンドを実行できる可能性があります(CVE-2012-2337

この問題を修正する更新済みパッケージが適用されています。

ソリューション

影響を受ける sudo パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.sudo.ws/sudo/alerts/netmask.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59221

ファイル名: mandriva_MDVSA-2012-079.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2012/5/22

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:mandriva:linux:sudo, cpe:/o:mandriva:linux:2010.1, cpe:/o:mandriva:linux:2011

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/Mandrake/release, Host/Mandrake/rpm-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/5/21

参照情報

CVE: CVE-2012-2337

BID: 53569

MDVSA: 2012:079