MS12-039:Lync のリモートコード実行の可能な脆弱性(2707956)

high Nessus プラグイン ID 59457

概要

Microsoft Lync を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートの Windows ホストは、次の脆弱性により影響を受ける可能性があります:

- 特別に細工された TrueType フォントファイルの処理に、コード実行の複数の脆弱性が存在します。
(CVE-2011-3402、CVE-2012-0159)

- Microsoft Lync が DLL ファイルのローディングを処理する方法で、安全でないライブラリローディング脆弱性が存在します。(CVE-2012-1849)

- HTML がフィルターされる方法で、HTML サニタイズの脆弱性が存在します。(CVE-2012-1858)

ソリューション

Microsoft は Lync 2010、Lync 2010 Attendee、Lync 2010 Attendant、Communicator 2007 R2 へのパッチ一式をリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?c7d49512

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-12-129/

https://seclists.org/fulldisclosure/2012/Aug/58

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-039

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 59457

ファイル名: smb_nt_ms12-039.nasl

バージョン: 1.31

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/6/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office_communicator, cpe:/a:microsoft:lync

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/6/12

脆弱性公開日: 2011/6/10

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-3402, CVE-2012-0159, CVE-2012-1849, CVE-2012-1858

BID: 50462, 53335, 53831, 53842

MSFT: MS12-039

MSKB: 2693282, 2693283, 2696031, 2702444, 2708980