Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x、SL4.x i386/x86_64 の httpd

medium Nessus プラグイン ID 60217

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Apache HTTP Server が、プロセスに信号を送信する前にプロセスが Apache 子プロセスであうことを検証しませんでした。Apache HTTP Server 上でスクリプトを実行する権限を持つローカルの攻撃者が、スコアボードを操作して、任意のプロセスを終了させ、そのためにサービス拒否が発生する可能性があります(CVE-2007-3304)。デフォルトの SELinux ターゲットポリシーを使用している場合、この問題を Scientific Linux 5 で悪用することはできません。

Apache HTTP Server mod_status モジュールに欠陥が見つかりました。server-status ページに公的にアクセス可能で、ExtendedStatus が有効になっているサイトでは、このためにクロスサイトスクリプティング攻撃が発生する可能性があります。Scientific Linux では、server-status ページがデフォルトで有効になりません。これを一般に公開しないことがベストプラクティスです。
(CVE-2006-5752)

Apache HTTP Server mod_cache モジュールにバグが見つかりました。キャッシュが有効になっているサイトでは、リモートの攻撃者が周到に細工されたリクエストを送信し、そのためにそのリクエストを処理する Apache 子プロセスがクラッシュする可能性があります。これにより、スレッド化したマルチプセッシングモジュールを使用した場合にサービス拒否が発生する可能性があります。(CVE-2007-1863)

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?fad32c32

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60217

ファイル名: sl_20070626_httpd_on_SL5_x.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2007/6/26

参照情報

CVE: CVE-2006-5752, CVE-2007-1863, CVE-2007-3304