Scientific Linux セキュリティ更新:SL3.x、SL4.x i386/x86_64 の openoffice.org

high Nessus プラグイン ID 60425

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Sean Larsson 氏は、OpenOffice メモリを割り当てる機能にヒープオーバーフローの欠陥があることを見つけました。被害者が注意深く細工されたファイルを開いた場合、攻撃者がこの欠陥を利用して、OpenOffice.org をクラッシュさせたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2008-2152)

Scientific Linux 3 および 4 の openoffice.org パッケージの特定のライブラリが、ELF(Executable and Linking Format)ヘッダーに安全でない相対 RPATH(ランタイムライブラリ検索パス)を設定していたことが判明しました。ローカルのユーザーが攻撃者の制御下にあるディレクトリで別のユーザーに OpenOffice を実行させることができた場合、被害者の権限で任意のコードが実行される可能性があります。(CVE-2008-2366)

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?34e88695

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 60425

ファイル名: sl_20080612_openoffice_org_on_SL3_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2008/6/12

参照情報

CVE: CVE-2008-2152, CVE-2008-2366

CWE: 16, 189