Scientific Linux セキュリティ更新:SL 3.0.x、SL 4.x、SL 5.x の BIND

medium Nessus プラグイン ID 60437

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

DNS プロトコルは、攻撃者にリクエストの DNS トランザクション ID と UDP ソースポートの両方を求めることにより、なりすまし攻撃に対する保護機能を提供しています。近年、多くの論文で、攻撃者が DNS キャッシュポイズニング攻撃を簡単に仕掛けられるようにする DNS 実装の問題が指摘されています。

過去のバージョンの BIND が使用する UDP ソースポートはランダムではありませんでした。攻撃者がランダムの DNS トランザクション ID を推測できた場合、これにより DNS キャッシュポイズニング攻撃を簡単に仕掛ける可能性があります。レジリエンスを高めるために、BIND が更新され、使用する UDP ソースポートの範囲がランダムになりました。(CVE-2008-1447)

注:このエラータでは、BIND がランダムな UDP ソースポートを使用できるように、SELinux ポリシーも更新しています。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?d8d2f0a1

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60437

ファイル名: sl_20080711_bind_on_SL_3_0_x.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

参照情報

CVE: CVE-2008-1447

IAVA: 2008-A-0045