Scientific Linux セキュリティ更新:SL 3.0.x、SL 4.x、SL 5.x の pidgin

medium Nessus プラグイン ID 60438

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Pidgin の MSN プロトコルハンドラーに整数オーバーフローの欠陥が見つかりました。
ユーザーが悪意のある MSN メッセージを受信した場合、 Pidgin を実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行することが可能でした。
(CVE-2008-2927)

注:デフォルトの Pidgin プライバシー設定では、バディーリストのユーザーからのメッセージのみが許可されます。これにより、不特定多数の MSN ユーザーがこの欠陥を悪用することが防がれます。

この更新は、次のバグにも対処しています:

- ICQ ネットワークへの接続を試みると、Pidgin が接続に失敗し、「使用しているクライアントのバージョンが古すぎます」という警告が表示され、ICQ アカウントが無効化されます。この更新で ICQ ネットワークに接続する Pidgin の機能が回復します。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?1f06b4ca

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60438

ファイル名: sl_20080711_pidgin_on_SL_3_0_x.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

参照情報

CVE: CVE-2008-2927

CWE: 189