Scientific Linux セキュリティ更新:SL3.x、SL4.x、SL5.x i386/x86_64 の libpng

high Nessus プラグイン ID 60539

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

libpng で欠陥が発見されました。予期せぬ特定のエラー条件が生じた場合に、 libpng はランダムメモリを free() にしてしまうことがあります。
注意深く細工された PNG ファイルが、 libpng にリンクされたアプリケーションによりロードされた場合、そのアプリケーションをクラッシュさせたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行してしまう可能性があります。(CVE-2009-0040)

libpng で「不明の」チャンクを収納している PNG 画像を取り扱う方法に欠陥が発見されました。libpng にリンクされたアプリケーションで、悪意のある PNG ファイル内の無効な形式の不明なチャンクを処理しようとした場合、そのアプリケーションをクラッシュさせてしまうことがあります。(CVE-2008-1382)

更新を有効にするには、 libpng または libpng10 を使用している実行中のすべてのアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?a5ad1923

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 60539

ファイル名: sl_20090304_libpng_on_SL3_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2009/3/4

参照情報

CVE: CVE-2008-1382, CVE-2009-0040

CWE: 189, 94