Scientific Linux セキュリティ更新:SL4.x、SL5.x i386/x86_64 の krb5

critical Nessus プラグイン ID 60564

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

MIT Kerberos によって使用される ASN.1(抽象構文記法 1)デコーダーで入力検証の欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者はこの欠陥を利用して、kadmind または krb5kdc のような MIT Kerberos ライブラリを使用してネットワークサービスをクラッシュされることができます。これにより、初期化されていないポインターのデリファレンスまたはフリーを行います。(CVE-2009-0846)

SPNEGO メカニズムの MIT Kerberos GSS-API ライブラリの実装で複数の入力検証の欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者はこの欠陥を利用し、MIT Kerberos GSS-API ライブラリを使用してネットワークサービスをクラッシュさせ、ユーザーを認証することができます。またサービスのメモリの一部を漏洩させる可能性もあります。(CVE-2009-0844、CVE-2009-0845)

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?56d59c68

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 60564

ファイル名: sl_20090407_krb5_on_SL4_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2009/4/7

参照情報

CVE: CVE-2009-0844, CVE-2009-0845, CVE-2009-0846

CWE: 119, 20