Scientific Linux セキュリティ更新:SL4.x i386/x86_64 の ntp

medium Nessus プラグイン ID 60586

概要

リモート Scientific Linux ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

ntpd デーモンの NTPv4 認証コードにバッファオーバーフローの欠陥が発見されました。ntpd が NTP パケット認証に対して公開鍵の暗号方式を使うように構成されている場合、リモートの攻撃者がこの欠陥を利用して、特別に細工されたリクエストパケットを送信することが可能です。これにより、ntpd がクラッシュしたり、「ntp」のユーザーの権限で任意のコードが実行されたりする可能性があります。(CVE-2009-1252)

注:NTP 認証がデフォルトで有効化されていません。

ntpq 診断コマンドにバッファオーバーフローの欠陥が見つかりました。悪意あるリモートサーバーが、特別に細工された返信を ntpq リクエストに送信することにより、 ntpq をクラッシュさせたり、 ntpq コマンドを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。
(CVE-2009-0159)

この更新をインストールした後、 ntpd デーモンは自動的に再起動します。

ソリューション

影響を受ける ntp パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?117dd373

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60586

ファイル名: sl_20090518_ntp_on_SL4_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2009/5/18

参照情報

CVE: CVE-2009-0159, CVE-2009-1252

CWE: 119