Scientific Linux セキュリティ更新:SL3.x、SL4.x i386/x86_64 の dhcp

critical Nessus プラグイン ID 60615

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Mandriva Linux エンジニアリングチームは、 ISC DHCP クライアントにスタックベースのバッファオーバーフローの欠陥があることを発見しました。DHCP クライアントが悪意ある DHCP 応答を受信した場合、これにより、クラッシュが発生したり、クライアントの権限(root)で任意のコードが実行されたりする可能性があります。(CVE-2009-0692)

DHCP デーモンの init スクリプト(「/etc/init.d/dhcpd」)に、安全でない一時ファイルを使用する欠陥が発見されました。ローカルの攻撃者が、この欠陥を利用して、システム管理者が DHCP init スクリプトを「configtest」、「restart」、または「reload」オプションで実行した場合に、シンボリックリンク攻撃を通じて「dhcpd-t」コマンドの出力で任意のファイルを上書きすることが可能性があります。(CVE-2009-1893)

ソリューション

影響を受ける dhclient、dhcp および/または dhcp-devel のパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?0b92fdf1

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 60615

ファイル名: sl_20090714_dhcp_on_SL3_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2009/7/14

参照情報

CVE: CVE-2009-0692, CVE-2009-1893

CWE: 119, 59