Scientific Linux セキュリティ更新:SL3.x、SL4.x、SL5.x i386/x86_64 の libtool

medium Nessus プラグイン ID 60702

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

CVE-2009-3736 libtool:libltdl がカレントディレクトリの中のライブラリからコードをロードして実行する可能性があります。

GNU Libtool の libltdl ライブラリでロードするライブラリを検索する方法で、欠陥が見つかりました。libltdl が、現在の作業ディレクトリの任意のライブラリからモジュールをロードして、実行することが可能でした。ローカルの攻撃者が、ローカルユーザーを騙して、悪意のある Libtool コントロールファイル(.la)を含む攻撃者がコントロールするディレクトリから(libltdl を使用する)アプリケーションを実行させることができた場合、そのアプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。(CVE-2009-3736)

更新したパッケージのインストール後、libltdl ライブラリを使用するアプリケーションを再起動し、更新内容を有効にする必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?9107a29b

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60702

ファイル名: sl_20091208_libtool_on_SL3_x.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.5

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2009/12/8

参照情報

CVE: CVE-2009-3736