Scientific Linux セキュリティ更新:SL4.x、SL5.x i386/x86_64 の PyXML

medium Nessus プラグイン ID 60713

概要

リモート Scientific Linux ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

PyXML の Expat パーサーが XML ファイルを処理する時に、不正な形式の UTF-8 シーケンスを処理する方法にバッファオーバーリードの欠陥が見つかりました。特別に細工された XML ファイルによって、PyXML の Expat パーサーを使用している Python アプリケーションがファイルの解析中にクラッシュする可能性があります。(CVE-2009-3720)

この更新では、PyXML が、自身の内部コピーではなく、システムの Expat ライブラリを使用するようになります。そのため、CVE-2009-3720 の問題を解決するには、ユーザーは、PyXML のこの更新と共に December 2009 expat セキュリティ更新をインストールする必要があります。

この更新と December 2009 expat セキュリティ更新をインストールした後、PyXML ライブラリを使用するアプリケーションを再起動して、更新を有効にする必要があります。

ソリューション

影響を受ける PyXML パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?6c05c219

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60713

ファイル名: sl_20100104_PyXML_on_SL4_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

パッチ公開日: 2010/1/4

参照情報

CVE: CVE-2009-3720