Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x i386/x86_64 の automake

medium Nessus プラグイン ID 60761

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

GNU コーディング規約が推奨するように、Automake で作成した Makefile では、ソースアーカイブを作成する際に、特定のディレクトリが誰でも書き込める状態になりました。悪意のあるローカルユーザーが、被害者がディストリビューションアーカイブを作成しているディレクトリにアクセスできる場合、この欠陥を利用して、これらのアーカイブに追加されるファイルを変更する可能性があります。最新の GNU コーディング規約が推奨するように、これらの最新の automake パッケージによって生成された Makefile が、ディストリビューションディレクトリを誰でも書き込める状態になることはありません。(CVE-2009-4029)

注:この問題は、開発者がディストリビューションソースアーカイブを作成するために使用する Makefile ターゲットに影響を与えました。これらのターゲットは、ソースコードからプログラムをコンパイルする場合には使用されません。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?4589f4ce

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 60761

ファイル名: sl_20100330_automake_on_SL5_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2010/3/30

参照情報

CVE: CVE-2009-4029

CWE: 264