Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x i386/x86_64 の cups

high Nessus プラグイン ID 60881

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

CUPS サーバーが Internet Printing Protocol(IPP)パケットを解析する方法に use-after-free の欠陥が見つかりました。悪意のあるユーザーが IPP リクエストを CUPS サーバーに送信できた場合、この欠陥を利用して、CUPS サーバーをクラッシュさせたり、CUPS サーバーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2010-2941)

CUPS に権限昇格の欠陥の可能性が見つかりました。「lp」ユーザーとして実行されている権限のないプロセス(CUPS サーバーが生成する、欠陥がある外部フィルタープログラムなど)が、CUPS サーバーを騙して、 root ユーザーとして任意のファイルを上書きさせる可能性があります。
(CVE-2010-2431)

この更新をインストールした後、 cupsd デーモンは自動的に再起動します。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f6812e3b

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 60881

ファイル名: sl_20101028_cups_on_SL5_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.9

ベクトル: CVSS2#AV:A/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

パッチ公開日: 2010/10/28

参照情報

CVE: CVE-2010-2431, CVE-2010-2941