Scientific Linux セキュリティ更新:SL4.x、SL5.x、SL6.x i386/x86_64 の nss および nspr

high Nessus プラグイン ID 61133

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Network Security Services(NSS)は、セキュリティが有効なクライアントおよびサーバーのアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするライブラリセットです。

Netscape Portable Runtime(NSPR)により、非 GUI オペレーティングシステム機能がプラットフォームに依存しなくなります。

認証局(CA)が偽の HTTPS 証明書を発行したことが分かりました。この更新により、認証局により署名されている HTTPS 証明書が信頼できないものになります。これは、SSL、S/MIME、コード署名を含む、証明書のあらゆる使用を対象としています。注:この修正は、NSS Builtin Object Token を使用するアプリケーションにのみ適用されます。NSS ライブラリを使用するが、NSS Builtin Object Token を使用しないアプリケーションでは、証明書は信頼できないものになりません。

これらの更新済みパッケージでは、Scientific Linux 4 および 5 で NSS がバージョン 3.12.10 にアップグレードされます。また、NSS 更新の要件に従って、Scientific Linux 4 および 5 で NSPR がバージョン 4.8.8 にアップグレードされます。Scientific Linux 6 のパッケージには、バックポートされたパッチが含まれています。

NSS と NSPR の全ユーザーは、これらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を解決する必要があります。更新のインストール後、 NSS と NSPR を使用するアプリケーションを再起動し、変更内容を有効にする必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5c7c43fd

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61133

ファイル名: sl_20110912_nss_and_nspr_on_SL4_x.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2011/9/12