Scientific Linux セキュリティ更新:SL4.x i386/x86_64 の xorg-x11

high Nessus プラグイン ID 61150

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

X.Org は、X Window System のオープンソース実装です。これは本格的なグラフィカルユーザーインターフェイスのデザインの基盤となった基本的な低レベルの機能を提供します。

X.Org GLX(X Window System に対する OpenGL 拡張)拡張で、複数の入力サ二タイズの欠陥が見つかりました。悪意のある権限のあるクライアントがこれらの欠陥を使用して、X.Org Server をクラッシュさせたり、 root 権限を使って任意のコードを実行したりする可能性があります。
(CVE-2010-4818)

入力サニタイズの欠陥が X.Org Render 拡張で見つかりました。悪意のある権限のあるクライアントがこの欠陥を利用して、X.Org Server プロセスから任意のメモリを漏洩させたり、X.Org Server をクラッシュさせたりする可能性があります。(CVE-2010-4819)

xorg-x11 のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージにアップグレードし、これらの問題を解決する必要があります。この更新を有効にするには、全ての実行中の X.Org サーバーは再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?10ee43de

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61150

ファイル名: sl_20111006_xorg_x11_on_SL4_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2011/10/6

参照情報

CVE: CVE-2010-4818, CVE-2010-4819