Scientific Linux セキュリティ更新:SL6.x i386/x86_64 の krb5

high Nessus プラグイン ID 61157

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Kerberos は、クライアントおよびサーバーが対称キー暗号化および信頼されているサードパーティの Key Distribution Center(KDC)を使用して、それぞれに対して認証を行うことができるようになるネットワーク認証システムです。

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)または Berkeley Database(Berkeley DB)のバックエンドを使用するように設定されたときに、 MIT Kerberos KDC で複数の NULL ポインターデリファレンスとアサーションの欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者がこれらの欠陥を利用して、 KDC をクラッシュさせる可能性があります。(CVE-2011-1527、 CVE-2011-1528、CVE-2011-1529)

krb5 のユーザーすべてに、これらの問題を修正するバックポートされたパッチを含む更新済みパッケージにアップグレードすることを推奨します。更新済みパッケージのインストール後、krb5kdc デーモンが自動的に再起動されます。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?a4c1da20

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61157

ファイル名: sl_20111018_krb5_on_SL6_x.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2011/10/18

参照情報

CVE: CVE-2011-1527