Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x i386/x86_64 の ibutils

medium Nessus プラグイン ID 61262

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

ibutils パッケージは、InfiniBand ネットワークとパス診断を提供します。

ibmssh 実行可能プログラムには、ELF(Executable and Linking Format)ヘッダーで設定された安全でない相対 RPATH(runtime ライブラリ検索パス)が見つかっています。ローカルのユーザーが攻撃者の制御下にあるディレクトリで別のユーザーに ibmssh を実行させることができた場合、被害者の権限で任意のコードが実行される可能性があります。(CVE-2008-3277)

この更新では以下のバグも修正されます。

- 特定の状況で、「ibdiagnet -r」コマンドがメモリ破損を起こし、「double free or corruption(二重解放または破損)」メッセージとバックトレースを出力して終了する可能性があります。
この更新により、正しいメモリ管理機能が使用され、破損は回避されるようになりました。

ibutils の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を修正することが推奨されます。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?b239f233

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 61262

ファイル名: sl_20120221_ibutils_on_SL5_x.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:ibutils, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:ibutils-debuginfo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:ibutils-devel, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:ibutils-libs, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2012/2/21

脆弱性公開日: 2014/4/15

参照情報

CVE: CVE-2008-3277