Scientific Linux セキュリティ更新:SL6.x の python-sqlalchemy

high Nessus プラグイン ID 61278

概要

リモート Scientific Linux ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

SQLAlchemy は Object Relational Mapper(ORM)で、 SQL データベースに対する高レベルのインターフェイスを提供します。

SQLAlchemy が、SQL 選択ステートメントの制限値とオフセットキーワードをサニタイズしていないことが発見されました。SQLAlchemy を使用するアプリケーションがこのキーワードの値を受け入れ、 SQLAlchemy に受け渡す前にフィルタリングやサニタイズを行わなかった場合、攻撃者がこのアプリケーショに対して SQL インジェクション攻撃を実行する可能性があります。(CVE-2012-0805)

python-sqlalchemy の全ユーザーは、パッチが含まれているこの更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。更新を有効にするには、 SQLAlchemy を使用している実行中のすべてのアプリケーションを、再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける python-sqlalchemy パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?1ec45471

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61278

ファイル名: sl_20120307_python_sqlalchemy_on_SL6.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:python-sqlalchemy, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2012/3/7

脆弱性公開日: 2012/6/5

参照情報

CVE: CVE-2012-0805