Scientific Linux セキュリティ更新:SL6.x i386/x86_64 の bind-dyndb-ldap

medium Nessus プラグイン ID 61314

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

動的 LDAP バックエンドは、LDAP データベースにバックエンド機能を提供する、 BIND 用のプラグインです。これは、動的な更新と内部のキャッシングに対するサポートを特色としており、 LDAP サーバーで負荷を軽減するのに役立ちます。

bind-dyndb-ldap が LDAP クエリエラーを処理する方法で、欠陥が見つかりました。
リモートの攻撃者が、bind-dyndb-ldap を使用するように構成されている named サーバーに、DNS クエリを送信できるとしたら、 DNS クエリでこのようなエラーを発生させることがあり、 bind-dyndb-ldap に LDAP ベースの DN(識別名)を十分にエスケープさせないようにしてしまいます。この結果、 named がループで再試行するような、無効な LDAP クエリとなり、named はその他の DNS クエリに応答できないようになってしまう場合があります。この更新では、 LDAP 検索で予想外のエラーが返される場合、 bind-dyndb-ldap は一度だけ再試行します。(CVE-2012-2134)

bind-dyndb-ldap の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこの更新済みのパッケージへアップグレードし、この問題を修正する必要があります。更新を有効にするには、 named サービスを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける bind-dyndb-ldap および/または bind-dyndb-ldap-debuginfo パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?3e1e3727

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 61314

ファイル名: sl_20120521_bind_dyndb_ldap_on_SL6_x.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/8/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:bind-dyndb-ldap, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:bind-dyndb-ldap-debuginfo, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2012/5/21

脆弱性公開日: 2014/2/26

参照情報

CVE: CVE-2012-2134