Mandrake Linux セキュリティアドバイザリ:perl(MDKSA-2000:031)

high Nessus プラグイン ID 61827

概要

リモート Mandrake Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

setuidperl を mailx プログラムと組み合わせる場合に、脆弱性が存在します。場合によっては、setuidperl は何かが進行中であることをルートに警告します。setuidperl プログラムは、環境を保存した状態で、/bin/mail を使用してルートとしてメッセージを送信します。/bin/mail の公開されていない機能として、これはターミナル上で実行されていない場合でも、~! シーケンスの解釈を行います。また、メッセージには argv[1] から取り出されたスクリプト名も含まれています。これを全て組み合わせると、スクリプト名で渡された ~! を使用してコマンドを実行することで、suid シェルを作成できます。特定のファイルを perl に強制的に実行させることでのみ、このようなメッセージを送信する setuidperl のインスタンスに達することができます。この脆弱性は mailx プログラムのみに限定されない可能性があります。このため、mailx のアップグレードに対照するものとして、perl のアップグレードが提供されています。

ソリューション

影響を受ける perl および/または perl-base のパッケージを更新してください。

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 61827

ファイル名: mandrake_MDKSA-2000-031.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

公開日: 2012/9/6

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:mandriva:linux:perl, p-cpe:/a:mandriva:linux:perl-base, cpe:/o:mandrakesoft:mandrake_linux:6.0, cpe:/o:mandrakesoft:mandrake_linux:6.1, cpe:/o:mandrakesoft:mandrake_linux:7.0, cpe:/o:mandrakesoft:mandrake_linux:7.1

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/Mandrake/release, Host/Mandrake/rpm-list

パッチ公開日: 2000/8/8

参照情報

MDKSA: 2000:031