Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ:acpid(MDVSA-2012:137)

medium Nessus プラグイン ID 61983

概要

リモート Mandriva Linux ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

acpid に複数の脆弱性が発見され、修正されています:

Oliver-Tobias Ripka 氏は、ACPI スクリプトが電源ボタンイベントを不適切に処理していることを発見しました。ローカルの攻撃者がこれを利用し、任意のコードを実行し、権限を昇格する可能性があります(CVE-2011-2777)。

Helmut Grohne 氏および Michael Biebl 氏は、permissive ファイルモードの作成マスク(umask)で ACPI スクリプトが実行されたことを発見しました。ローカルの攻撃者が、厳格な umask を設定しなかった ACPI スクリプトによって作成されたファイルを読み取り、ディレクトリを改ざんする可能性があります(CVE-2011-4578)。

更新パッケージには、これらの問題を修正するため、パッチが適用されています。

ソリューション

影響を受ける acpid パッケージを更新してください。

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 61983

ファイル名: mandriva_MDVSA-2012-137.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2012/9/6

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.1

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

現状値: 3.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:mandriva:linux:acpid, cpe:/o:mandriva:linux:2011

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/Mandrake/release, Host/Mandrake/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/8/17

参照情報

CVE: CVE-2011-2777, CVE-2011-4578

BID: 50945, 50993

MDVSA: 2012:137