MS12-070: SQL Server の権限昇格可能な脆弱性(2754849)(uncredentialed check)

medium Nessus プラグイン ID 62468

概要

SQL Server のクロスサイトスクリプティング脆弱性により、権限を昇格できることがあります。

説明

あるバージョンの Microsoft SQL Server がリモートホストにインストールされています。このバージョンの SQL Server で SQL Server Reporting Services(SRSS)が実行されています。SRSS がクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性の影響を受けることにより、権限を昇格できることがあります。悪用に成功することにより、攻撃者が、標的のユーザーのコンテキストで、SSRS サイトの任意のコマンドを実行できることがあります。脆弱性を悪用するには、攻撃者は、特別に作り上げられたリンクを訪問するようにユーザーを誘導する必要があります。

ソリューション

Microsoft は、SQL Server 2000、2005、2008、2008 R2、2012 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?70fa5df5

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 62468

ファイル名: smb_kb2754849.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2012/10/10

更新日: 2022/4/11

設定: パラノイドモードの有効化, 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 4.3

Temporal Score: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

Base Score: 4.7

Temporal Score: 4.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:N/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:sql_server

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/10/9

脆弱性公開日: 2012/10/9

参照情報

CVE: CVE-2012-2552

BID: 55783