PostgreSQL 8.4 < 8.4.11 / 9.0 < 9.0.7 / 9.1 < 9.1.3 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 63352

概要

リモートのデータベースサーバーは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている PostgreSQL のバージョンは 8.4.11 より前の 8.4.x、9.0.7 より前の 9.0.x、9.1.3 より前の 9.1.x です。このため、複数の脆弱性の影響を受ける可能性があります:

- トリガーによって呼び出される関数の権限が、適切にチェックされていません。(CVE-2012-0866)

- SSL証明書名のチェックが32文字に切り捨てられているため、サードパーティの認証局を使用する際に、一部の状況で接続のなりすましが引き起こされる可能性があります。(CVE-2012-0867)

- pg_dump ファイルをリロードする際に、オブジェクト名の改行が、任意の SQL コマンドを実行するのに悪用される可能性があります。
(CVE-2012-0868)

ソリューション

PostgreSQL 8.3.19 / 8.4.12 / 9.0.8 / 9.1.4 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.postgresql.org/about/news/1377/

https://www.postgresql.org/docs/8.4/release-8-4-11.html

http://www.postgresql.org/docs/9.0/static/release-9-0-7.html

http://www.postgresql.org/docs/9.1/static/release-9-1-3.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 63352

ファイル名: postgresql_20120227.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

ファミリー: Databases

公開日: 2012/12/28

更新日: 2023/4/4

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.3

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:postgresql:postgresql

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/2/27

脆弱性公開日: 2012/2/27

参照情報

CVE: CVE-2012-0866, CVE-2012-0867, CVE-2012-0868

BID: 52188