セキュリティ問題を修正する更新済みの openoffice.org パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新に重大なセキュリティインパクトがあると評価しています。

OpenOffice.org は、ワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションマネージャ、数式エディター、および描画プログラムなどのデスクトップアプリケーションが揃ったオフィス生産性パッケージです。

John Heasman 氏は、OpenOffice の StarCalc パーサーでのスタックオーバーフローを発見しました。攻撃者が、注意深く細工された StarCalc ファイルを作成し、被害者がファイルを開いた場合に、OpenOffice.org をクラッシュさせたり、任意のコードを実行したりすることが可能です。(CVE-2007-0238)

OpenOffice.org がハイパーリンクを処理する方法で、欠陥が発見されました。攻撃者は、被害者がファイルを開き、悪意のあるハイパーリンクをクリックすると、コマンドを実行できる OpenOffice.org のドキュメントを作成できます。(CVE-2007-0239)

OpenOffice.org の全ユーザーは、バックポート修正プログラムが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。

検出

RHEL 5：openoffice.org（RHSA-2007:0069）

high Nessus プラグイン ID 63838

変更ログが見つかりません