RHEL 5 / 6：mod_cluster-native（RHSA-2012: 0037）
high Nessus プラグイン ID 64019
Language:
概要
リモートのRed Hatホストにセキュリティ更新プログラムが適用されていません。説明
1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの mod_cluster-native のパッケージが、Red Hat Enterprise Linux 4、5、6 の JBoss Enterprise Application Platform 5.1.2 で現在利用可能です。Red Hatセキュリティレスポンスチームは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高として評価しています。詳細な重要度評価を示すCommon Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションのCVEリンクで確認できます。
mod_cluster-native は、Apache HTTP Server（httpd）の mod_cluster のネイティブビルドを提供します。mod_cluster は、httpd ベースのロードバランサーです。mod_jk のように、これはコミュニケーションチャネルを使用して、httpd からアプリケーションサーバーノードへリクエストを転送します。
mod_cluster が、他の vhost へ適用されているセキュリティの誓約に関わらず、ワーカーノードに任意の仮想ホスト（vhost）を登録させることが見つかりました。通常の環境では、1 つの vhost がワーカーノードに対して内部で構成され、別の vhost が提供されるコンテンツに対して外部で構成されます。リモートの攻撃者が、この欠陥を利用して、攻撃者がコントロールしているワーカーノードを、セキュリティの誓約を適用するために構成されていない外部の vhost を介して登録し、そのワーカーノードに悪意のあるコンテンツを提供させ、認証情報を傍受させ、ユーザーセッションをハイジャックさせる可能性があります。（CVE-2011-4608）
mod_cluster-native のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を解決する必要があります。インストールの手順についは、ソリューションセクションを参照してください。
ソリューション
影響を受ける mod_cluster-native パッケージを更新してください。参考資料
https://access.redhat.com/documentation/en-us/
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 64019
ファイル名: redhat-RHSA-2012-0037.nasl
バージョン: 1.28
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2013/1/24
更新日: 2021/1/14
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Continuous Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
脆弱性情報
CPE: cpe:/o:redhat:enterprise_linux:5, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:mod_cluster-native, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2012/1/18
脆弱性公開日: 2012/1/27
参照情報
CVE: CVE-2011-4608
BID: 51554
IAVB: 2012-B-0011
RHSA: 2012:0037