1 つのセキュリティの問題と 2 つのバグを修正する更新済みの spacewalk-backend パッケージが、Red Hat Network Satellite 5.4 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響は小さいと評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Red Hat Network（RHN）Satellite は、Linux ベースのインフラストラクチャ用のシステム管理ツールです。単一の集中化したツールを使用した、複数の Linux 展開のプロビジョニング、監視、リモート管理が可能になります。

ユーザーがシステム登録 XML-RPC 呼び出しを（例えば「rhnreg_ks」を実行することにより）RHN Satellite Server に送信し、その呼び出しが失敗すると、RHN ユーザーパスワードが、サーバーログに保存され、サーバー管理者にメールされるエラーメッセージの平文に含まれていました。この更新では、ユーザーパスワードはこれらのエラーメッセージから除外され、認証情報の漏洩を回避します。(CVE-2012-0059)

この更新は以下のバグも修正します：

* 現在 Satellite Server で使用され、割り当てられているものよりも少ないの権限の新しい RHN Satellite 証明書をアクティベートするときに、エラーメッセージが、最初に直面する問題のみをユーザーに通知し、解決するための指示を含んでいませんでした。
この更新により、より詳細なエラーメッセージがこのシナリオで表示されるようになっています。（BZ#209514、BZ#704623）

Red Hat Network Satellite の全ユーザーは、これらの更新済みのパッケージへアップグレードし、これらの問題を修正することが推奨されます。この更新を有効にするには、 Red Hat Network Satellite を再起動する必要があります。詳細についは、ソリューションセクションを参照してください。

検出

RHEL 5 / 6：spacewalk-backend（RHSA-2012:0101）

medium Nessus プラグイン ID 64024

変更ログが見つかりません