RHEL 5 : nss(RHSA-2012:0532)

high Nessus プラグイン ID 64034

概要

リモート Red Hat ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

1つのセキュリティ問題を修正する更新済みの nss パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 5.6 Extended Update Support で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。

Network Security Services(NSS)は、セキュリティが有効なクライアントおよびサーバーのアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするように設計されたライブラリセットです。

認証局(CA)が偽の HTTPS 証明書を発行したことが分かりました。この更新により、認証局により署名されている HTTPS 証明書が信頼できないものになります。これは、SSL、S/MIME、コード署名を含む、証明書のあらゆる使用を対象としています。(BZ#734316)

注:この修正は、NSS Builtin Object Token を使用するアプリケーションにのみ適用されます。NSS ライブラリを使用するが、NSS Builtin Object Token を使用しないアプリケーションでは、証明書は信頼できないものになりません。

すべての NSS ユーザーは、この問題を修正するこれらの更新済みパッケージにアップグレードする必要があります。更新をインストールした後に、変更を有効にするため、 NSS を使用するアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2012:0532

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 64034

ファイル名: redhat-RHSA-2012-0532.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/1/24

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:nss, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:nss-devel, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:nss-pkcs11-devel, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:nss-tools, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:5.6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2012/4/30

参照情報

RHSA: 2012:0532