複数のセキュリティ問題を修正する更新済みの java-1.4.2-openjdk パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 5 で利用できるようになりました。これは、Red Hat Enterprise Linux 5 Supplementary 用のこれらのパッケージに対する最新の更新です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響が重大だと評価しています。詳細な重要度の評価を提供する Common Vulnerability Scoring System （CVSS）のベーススコアが、「参照」セクションの CVE リンクの各脆弱性に対して利用可能です。

IBM J2SE バージョン 1.4.2 には IBM Java Runtime Environment および IBM Java ソフトウェア開発キットが含まれています。

この更新では、IBM Java Runtime Environment と IBM Java ソフトウェア開発キットの複数の脆弱性が修正されます。脆弱性の詳細な説明は、「参照」セクションにリストされている、IBM の『Security alerts』ページからリンクされています。（CVE-2012-1531、CVE-2012-3216、CVE-2012-4820、CVE-2012-4822、CVE-2012-5073、CVE-2012-5079、CVE-2012-5081、CVE-2012-5083、CVE-2012-5084）

これは、Red Hat Enterprise Linux 5 Supplementary の java-1.4.2-ibm パッケージに対する最新の更新です。現時点では、顧客は後続バージョンの Java に移行することが推奨されます。IBM Java SE のより最新に近いバージョンが、Red Hat Enterprise Linux 5 Supplementary チャネルで引き続き利用可能です。顧客は、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトの Java 開発および実行環境である OpenJDK も検討する必要があります。サポートされている Java の後続バージョンに移行することが実行可能でない場合、顧客は他のオプションを選定するために IBM に連絡することが推奨されます。

java-1.4.2-ibm の全ユーザーは、IBM J2SE 1.4.2 SR13-FP14 リリースが含まれるこれらの更新済みパッケージにアップグレードすることが推奨されます。更新内容を有効にするには、IBM Java のすべての実行中のインスタンスを再起動する必要があります

検出

RHEL 5：java-1.4.2-ibm（RHSA-2012:1485）

critical Nessus プラグイン ID 64063

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