RHEL 5/6:Satellite Server の jabberd(RHSA-2012:1538)

critical Nessus プラグイン ID 64066

概要

リモート Red Hat ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの jabberd パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 用の Red Hat Network Satellite 5.5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響は小さいと評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

このパッケージでは、XML ベースの通信に使用される Extensible Messaging and Presence Protocol(XMPP)サーバーの jabberd 2 が提供されています。

jabberd 2 における XMPP Dialback プロトコルの実装が、Verify Response および Authorization Response メッセージを適切に検証してないことが判明しました。jabberd のサーバー間の通信ポートに接続できるリモートの攻撃者はこの欠陥を利用して、XMPP メッセージのソースドメインを偽装できます。(CVE-2012-3525)

Red Hat Network Satellite 5.5 のユーザーは、この更新済みの jabberd パッケージにアップグレードして、この問題を解決することが推奨されます。この更新を有効にするには、 Red Hat Network Satellite を再起動する必要があります。詳細についは、ソリューションセクションを参照してください。

ソリューション

影響を受ける jabberd パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?0ea5484d

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2012:1538

https://access.redhat.com/security/updates/classification/#low

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=850872

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 64066

ファイル名: redhat-RHSA-2012-1538.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/1/24

更新日: 2024/4/24

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2012-3525

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.1

現状値: 8.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:jabberd, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:5, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/12/4

脆弱性公開日: 2012/8/25

参照情報

CVE: CVE-2012-3525

BID: 55167

RHSA: 2012:1538