1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの rubygem-activesupport パッケージが、Red Hat Subscription Asset Manager で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響が重大だと評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Ruby on Rails は、Web アプリケーション開発用のモデルビューコントローラー（MVC）フレームワークです。Active Support では、Rails フレームワークで Ruby により使用される、サポートとユーティリティのクラスを提供しています。

YAML　へ変換することによる、Active Support が JSON リクエストの解析を実行する方法で、欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者が、この欠陥を利用して、Ruby on Rails アプリケーションの権限での任意のコードの実行、SQL インジェクション攻撃の実行、または特別に細工された　JSON リクエストを使用した認証のバイパスを行う可能性があります。(CVE-2013-0333)

Red Hat は、この問題を報告してくれた Ruby on Rails の Upstream に感謝の意を表します。Upstream は、Mirror42 の Lawrence Pit 氏を最初の報告者として認めます。

Red Hat Subscription Asset Manager のユーザーは、この更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を解決することが推奨されます。この更新を有効にするには、Katello を再起動する必要があります（「service katello restart」）。

検出

RHEL 6：Subscription Asset Manager の rubygem-activesupport（RHSA-2013:0201）

high Nessus プラグイン ID 64281

変更ログが見つかりません