Debian DSA-2637-1:apache2 - 複数の問題

medium Nessus プラグイン ID 64995

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Apache HTTPD Web サーバーに、複数の脆弱性が見つかりました。

- CVE-2012-3499 モジュール mod_info、mod_status、mod_imagemap、mod_ldap、および mod_proxy_ftp は、HTML 出力のホスト名と URI を適切にエスケープしませんでした。これにより、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が発生していました。

- CVE-2012-4558 Mod_proxy_balancer は、その balancer-manager インターフェイスのホスト名と URI を適切にエスケープしませんでした。これにより、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が発生していました。

- CVE-2013-1048 Hayawardh Vijayakumar 氏は、apache2ctl スクリプトが安全でない方法でロックディレクトリを作成し、これにより、ローカルの攻撃者が、シンボリックリンク攻撃を介して、昇格された権限を取得することが可能であることに気付きました。これは、Debian 固有の問題です。

ソリューション

apache2 パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(squeeze)では、これらの問題はバージョン 2.2.16-6+squeeze11 で修正されています。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2012-3499

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2012-4558

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2013-1048

https://packages.debian.org/source/squeeze/apache2

https://www.debian.org/security/2013/dsa-2637

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 64995

ファイル名: debian_DSA-2637.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/3/5

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:apache2, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/3/4

参照情報

CVE: CVE-2012-3499, CVE-2012-4558, CVE-2013-1048

BID: 58165

DSA: 2637