DovecotでのEximのuse_shellコマンドインジェクション

medium Nessus プラグイン ID 66373

概要

リモートホストで実行中のメール転送エージェントには、シェルコマンドインジェクションの脆弱性があります。

説明

リモートMTA(Eximと思われる)に、シェルコマンド実行の脆弱性があります。Dovecotは通常、Exim用のローカルデリバリエージェントとして使用されます。Dovecotドキュメントには、「use_shell」オプションを使用したEximの構成方法について、安全でない例が含まれています。ホストがこの構成を使用している場合は、コマンドインジェクションに対して脆弱になります。

認証されていないリモート攻撃者が、MTAに対して電子メールを送信することでこれを悪用し、任意のシェルコマンドを実行する可能性があります。

ソリューション

Exim構成ファイルから「use_shell」オプションを削除してください。詳細については、Microsoftのアドバイザリを参照してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?59f1529f

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 66373

ファイル名: exim_use_shell_rce.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: remote

ファミリー: SMTP problems

公開日: 2013/5/10

更新日: 2019/3/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:exim:exim, cpe:/a:dovecot:dovecot

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

脆弱性公開日: 2013/5/3

エクスプロイト可能

Metasploit (Exim and Dovecot Insecure Configuration Command Injection)

参照情報

BID: 60465