OpenSSH LoginGraceTime / MaxStartups の DoS

medium Nessus プラグイン ID 67140

概要

リモート SSH サービスは、リモートの DoS 攻撃(サービス拒否攻撃)に脆弱です。

説明

バナーによると、バージョン 6.2 より前の OpenSSH は、このポートでリッスンしています。6.2 より前の OpenSSH のインストールのデフォルト構成により、リモートの攻撃者が、多数の新しい TCP 接続を定期的に作成することで、LoginGraceTime と MaxStartups の閾値をバイパスし、正当なユーザーがサービスにアクセスするのを阻止する可能性があります。

注意:このプラグインは、この問題を悪用しようとしたり、リモートサービスが脆弱な構成を使用しているかどうかを検出しようとしたりしませんでした。その代わりに、リモートホストで実行されている OpenSSH のバージョンを単純にチェックしました。

ソリューション

OpenSSH 6.2 にアップグレードし、関連するサーバー構成設定を確認します。

関連情報

https://www.openwall.com/lists/oss-security/2013/02/06/5

http://openssh.org/txt/release-6.2

https://tools.cisco.com/security/center/viewAlert.x?alertId=28883

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 67140

ファイル名: openssh_logingrace_dos.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: remote

ファミリー: Denial of Service

公開日: 2013/7/3

更新日: 2018/11/15

構成: パラノイドモードの有効化

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 5

Temporal Score: 3.7

ベクトル: AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

現状ベクトル: E:U/RL:OF/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:openbsd:openssh

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/3/22

脆弱性公開日: 2013/2/6

参照情報

CVE: CVE-2010-5107

BID: 58162