Oracle Linux 3:cyrus-sasl(ELSA-2007-0878)

low Nessus プラグイン ID 67567

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2007:0878 から:

セキュリティ問題を修正する更新済みの cyrus-sasl パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 3 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新は重要度中のセキュリティ影響があると評価しています。

cyrus-sasl パッケージには、SASL の Cyrus 実装が含まれています。SASL (Simple Authentication and Security Layer)は、認証サポートを接続ベースのプロトコルに追加するメソッドです。

cyrus-sasl の DIGEST-MD5 認証メカニズムでバグが見つかりました。
DIGEST-MD5 認証交換の一部として、クライアントが特定の情報のセットをサーバーに送信することが想定されています。これらのいずれかの項目(「realm」)が送信されないか、無効な形式である場合、リモートの認証されていない攻撃者が、サーバーでサービス拒否(セグメンテーション違反)を発生させる可能性がありました。(CVE-2006-1721)

cyrus-sasl のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正する必要があります。

ソリューション

影響を受ける cyrus-sasl パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2007-September/000313.html

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 67567

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2007-0878.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:cyrus-sasl, p-cpe:/a:oracle:linux:cyrus-sasl-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:cyrus-sasl-gssapi, p-cpe:/a:oracle:linux:cyrus-sasl-md5, p-cpe:/a:oracle:linux:cyrus-sasl-plain, cpe:/o:oracle:linux:3

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

パッチ公開日: 2007/9/4

脆弱性公開日: 2006/4/11

参照情報

CVE: CVE-2006-1721

RHSA: 2007:0878