Red Hat セキュリティアドバイザリ 2008:0157 から：

セキュリティ問題を修正する更新済みの cups パッケージが Red Hat Enterprise Linux 5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新に重大なセキュリティインパクトがあると評価しています。

Common UNIX Printing System（CUPS）は、UNIX(R) オペレーティングシステムのポータブル印刷レイヤーを提供します。Internet Printing Protocol（IPP）は、印刷ジョブを管理するだけでなく、リモートで印刷するための、標準のネットワークプロトコルです。

CUPS が、IPP を通じてリモート共有プリンターの追加および削除を処理する方法で、欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者が悪意のある UDP IPP パケットを送信し、CUPS デーモンをクラッシュさせる可能性があります。(CVE-2008-0882)

注：Red Hat Enterprise Linux 5 での CUPS のデフォルト構成では、ローカルサブネットからこのタイプのリクエストのみを受け入れます。この問題は、Red Hat Enterprise Linux 3 または 4 で出荷されたバージョンの CUPS には影響しません。

cups の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を解決することが推奨されます。

検出

Oracle Linux 5：cups（ELSA-2008-0157）

critical Nessus プラグイン ID 67661

変更ログが見つかりません