Oracle Linux 4/5:libpng(ELSA-2009-0333)

high Nessus プラグイン ID 67815

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2009:0333 から:

2、3 のセキュリティの問題を修正する更新された libpng と libpng10 のパッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 2.1、4、および 5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新は重要度中のセキュリティ影響があると評価しています。

libpng パッケージには、ポータブル・ネットワーク・グラフィックス(PNG)の画像フォーマットファイルを作成し、操作するための関数のライブラリが収納されています。

libpng で欠陥が発見されました。予期せぬ特定のエラー条件が生じた場合に、 libpng はランダムメモリを free() にしてしまうことがあります。
注意深く細工された PNG ファイルが、 libpng にリンクされたアプリケーションによりロードされた場合、そのアプリケーションをクラッシュさせたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行してしまう可能性があります。(CVE-2009-0040)

libpng で「不明の」チャンクを収納している PNG 画像を取り扱う方法に欠陥が発見されました。libpng にリンクされたアプリケーションで、悪意のある PNG ファイル内の無効な形式の不明なチャンクを処理しようとした場合、そのアプリケーションをクラッシュさせてしまうことがあります。(CVE-2008-1382)

libpng と libpng10 のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を解決することが推奨されます。更新を有効にするには、 libpng または libpng10 を使用している実行中のすべてのアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けた libpng パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2009-March/000901.html

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2009-March/000903.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 67815

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2009-0333.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:libpng, p-cpe:/a:oracle:linux:libpng-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:libpng10, p-cpe:/a:oracle:linux:libpng10-devel, cpe:/o:oracle:linux:4, cpe:/o:oracle:linux:5

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2009/3/5

脆弱性公開日: 2008/4/14

参照情報

CVE: CVE-2008-1382, CVE-2009-0040

BID: 28770, 33827

CWE: 189, 94

RHSA: 2009:0333