Oracle Linux 4/5/6:pango(ELSA-2011-0180)

high Nessus プラグイン ID 68188

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2011:0180 から:

1 つのセキュリティ問題を修正する、更新済みの pango および evolution28-pango パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 4、5、6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Pango は、国際化テキストのレイアウトおよびレンダリングに使用されるライブラリです。

FreeType フォントエンジンのバックエンドを使用する時に Pango がフォントファイルを表示する方法に、ヒープベースのバッファオーバーフローにつながる入力サニタイズの欠陥が見つかりました。ユーザーが、Pango を使用するアプリケーションで正しくない形式のフォントファイルをロードすると、アプリケーションがクラッシュしたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードが実行されたりする可能性があります。(CVE-2011-0020)

pango および evolution28-pango のユーザーは、パックポートされたパッチが含まれる、これら更新済みのパッケージへアップグレードし、この問題を解決することが推奨されます。更新済みパッケージのインストール後、更新を有効にするために、システムまたは X セッションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けた pango パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2011-February/001873.html

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2011-January/001805.html

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2011-January/001806.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 68188

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2011-0180.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:evolution28-pango, p-cpe:/a:oracle:linux:evolution28-pango-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:pango, p-cpe:/a:oracle:linux:pango-devel, cpe:/o:oracle:linux:4, cpe:/o:oracle:linux:5, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/OracleLinux, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/2/16

脆弱性公開日: 2011/1/24

参照情報

CVE: CVE-2011-0020

BID: 45842

RHSA: 2011:0180