Oracle Linux 5 / 6:logwatch(ELSA-2011-0324)

critical Nessus プラグイン ID 68219

概要

リモート Oracle Linux ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2011:0324 から:

1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの logwatch パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Logwatch はカスタマイズ可能なログ解析システムです。Logwatch は一定時間内にシステムログを通じて解析を行い、指定したエリアを分析し、必要な詳細情報を記載したレポートを作成します。

Logwatch がログファイルを処理する方法において、欠陥が見つかりました。攻撃者が悪意あるファイル名を持つログファイルを作成できる場合、ログファイルが Logwatch によって分析される際に、root ユーザーの権限を利用した任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1018)

logwatch のユーザーは、この更新済みパッケージにアップグレードする必要があります。これには、この問題を解決するバックポートされたパッチが含まれています。

ソリューション

影響を受ける logwatch パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2011-March/001976.html

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2011-March/001977.html

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 68219

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2011-0324.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:logwatch, cpe:/o:oracle:linux:5, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/OracleLinux, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/3/8

脆弱性公開日: 2011/2/25

参照情報

CVE: CVE-2011-1018

BID: 46554

RHSA: 2011:0324