Red Hat セキュリティアドバイザリ 2011:1282 から：

1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの nss パッケージおよび nspr パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 4、5、6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。

Network Security Services（NSS）は、セキュリティが有効なクライアントおよびサーバーのアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするように設計されたライブラリセットです。

Netscape Portable Runtime（NSPR）により、非 GUI オペレーティングシステム機能がプラットフォームに依存しなくなります。

認証局（CA）が偽の HTTPS 証明書を発行したことが分かりました。この更新により、認証局により署名されている HTTPS 証明書が信頼できないものになります。これは、SSL、S/MIME、コード署名を含む、証明書のあらゆる使用を対象としています。（BZ#734316）

注：この修正は、NSS Builtin Object Token を使用するアプリケーションにのみ適用されます。NSS ライブラリを使用するが、NSS Builtin Object Token を使用しないアプリケーションでは、証明書は信頼できないものになりません。

これらの更新済みパッケージでは、Red Hat Enterprise Linux 4 および 5 で NSS がバージョン 3.12.10 にアップグレードされます。また、NSS 更新の要件に従って、Red Hat Enterprise Linux 4 および 5 で NSPR がバージョン 4.8.8 にアップグレードされます。
Red Hat Enterprise Linux 6 のパッケージには、バックポートされたパッチが含まれています。

NSS と NSPR の全ユーザーは、これらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を解決する必要があります。更新のインストール後、 NSS と NSPR を使用するアプリケーションを再起動し、変更内容を有効にする必要があります。

検出

Oracle Linux 4 / 5 / 6：nspr / nss（ELSA-2011-1282）

high Nessus プラグイン ID 68349

変更ログが見つかりません