Red Hat セキュリティアドバイザリ 2012:0533 から：

1 つのセキュリティの問題を修正する更新された samba3x と samba のパッケージがそれぞれ、 Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 で現在入手できます。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Samba は Server Message Block （SMB）プロトコルまたは Common Internet File System（CIFS）プロトコルのオープンソース実装であり、これを使用すると PC 互換機がファイル、プリンター、その他の情報を共有できるようになります。

ある特定のローカルセキュリティ機関（LSA）のリモートプロシージャコール（RPC）を Samba が処理する方法で欠陥が見つかりました。認証されたユーザーは、この欠陥を悪用して、RPC 呼び出しを発行することで、 Samba サーバーで権限データベースを変更する可能性があります。これにより、Samba サーバーで共有しているファイルやディレクトリの所有権を盗み、Samba サーバーの管理作業以外にも、ユーザーアカウントを作成、削除、変更する恐れがあります。(CVE-2012-2111)

Red Hat は、この問題を報告してくれた Samba プロジェクトに感謝の意を表します。Upstream では、Ivano Cristofolini が最初の報告者であると認めています。

Samba のユーザーには、これらの更新済みパッケージにアップグレードすることをお勧めします。これには、この問題を解決するための、バックポートされたパッチが含まれています。この更新をインストールすると、smb サービスが自動的に再起動されます。

検出

Oracle Linux 5/6：samba/samba3x（ELSA-2012-0533）

medium Nessus プラグイン ID 68521

変更ログが見つかりません