Oracle Linux 5:カーネル(ELSA-2012-1445)

high Nessus プラグイン ID 68654

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2012:1445 から:

1 つのセキュリティ問題およびいくつかのバグを修正する、更新済みカーネルパッケージが Red Hat Enterprise Linux 5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響は小さいと評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

カーネルパッケージには Linux オペレーティングシステムのコアである Linux カーネルが含まれています。

この更新は次のセキュリティ問題を修正します。

* RHSA-2010:0178 の更新が、 CVE-2009-4307 の問題、ext4 ファイルシステムのコードでのゼロ除算の欠陥を適切に修正していなかったことが分りました。ext4 ファイルシステムをマウントできる、権限のないローカルユーザーが、この欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2012-2100、重要度低)

この更新は、いくつかのバグも修正します。これらの変更に関するドキュメントは、「参照」セクションでリンクされているテクニカルノートドキュメントから、間もなく入手できるようになります。

ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みのパッケージへアップグレードし、この問題およびテクニカルノートに記載されているバグを修正する必要があります。この更新を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受けるカーネルパッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2012-November/003136.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 68654

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2012-1445.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/8/24

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.1

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:kernel, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-pae, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-pae-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-debug, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-debug-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-doc, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-headers, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-xen, p-cpe:/a:oracle:linux:kernel-xen-devel, cpe:/o:oracle:linux:5

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/OracleLinux, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/11/15

脆弱性公開日: 2012/7/3

参照情報

CVE: CVE-2012-2100

BID: 52687, 53414, 53961

RHSA: 2012:1445