Oracle Linux 6:ipa(ELSA-2013-0528)

medium Nessus プラグイン ID 68762

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2013:0528 から:

1 つのセキュリティ問題といくつかのバグを修正し、様々な拡張機能を追加する更新済みの ipa パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新によるセキュリティ上の影響は小さいと評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Red Hat Identity Management は集中化された認証で、従来型の環境およびクラウドベースのエンタープライズ環境の両方に対して管理および認証ソリューション特定します。これは、Red Hat Directory Server、MIT Kerberos、 Red Hat Certificate System、NTP、DNS のコンポートネントを統合します。Web ブラウザおよびコマンドラインインターフェイスが提供されます。管理ツールによって、管理者は迅速にインストールと設定を行い、ドメインコントローラーのグループを管理して大規模な Linux および UNIX 配備の認証や ID 管理の要件を満たすことができます。

IPA サーバーの現在のデフォルト構成が、CRL(証明書失効リスト)を公開しないことがわかりました。デフォルトの構成は、各レプリカが自身の CRL を生成することを指定しますが、
様々な Identity Management レプリカからクライアントへ提供される CRL コンテンツにおける不一致が生じる可能性があります。具体的には、証明書が 1 つの Identity Management レプリカで破棄されると、その証明書は別の Identity Management レプリカでは表示されなくなります。
(CVE-2012-4546)

これらの更新済みの ipa パッケージには、多数のバグ修正および拡張機能も含まれています。スペースの関係で、変更すべてを文書化しこのアドバイザリに反映されているわけではありません。これらの変更のなかで最も重要なものについては、「参照」でリンクされている Red Hat Enterprise Linux 6.4 テクニカルノートを参照してください。

ユーザーは、これらの問題を解決し、前述の拡張機能を追加する更新済みの ipa パッケージにアップグレードすることが推奨されます。

ソリューション

影響を受ける ipa パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2013-February/003303.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 68762

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2013-0528.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-admintools, p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-client, p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-python, p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-server, p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-server-selinux, p-cpe:/a:oracle:linux:ipa-server-trust-ad, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/OracleLinux, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2013/2/28

脆弱性公開日: 2013/4/2

参照情報

CVE: CVE-2012-4546

BID: 56919, 57529

RHSA: 2013:0528