Oracle Linux 6:libtirpc(ELSA-2013-0884)

high Nessus プラグイン ID 68830

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2013:0884 から:

1 つのセキュリティの課題を修正する更新 libtirpc パッケージが、現時点で Red Hat Enterprise Linux 6 に対して入手可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

これらのパッケージは、トランスポートに依存しない RPC(リモートプロシージャコール)の実装を提供します。

libtirpc が RPC リクエストを解読する方法に欠陥が見つかりました。特別に細工された RPC リクエストがあるため、バッファが動的に割り当てられていないときでも、ライブラリを使用しりているアプリケーションが提供するバッファを開放することを libtirpc が試行する可能性があります。これにより、rpcbind など libtirpc を使用しているアプリケーションがクラッシュする可能性があります。(CVE-2013-1950)

Red Hat は、この問題を報告してくれた Michael Armstrong 氏に感謝の意を表します。

libtirpc のユーザーは、この課題を修正するバックポートされたパッチが含まれる、これらの更新パッケージにアップグレードする必要があります。更新内容を反映するには、 libtirpc を使用しているすべての実行中のアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける libtirpc パッケージを更新してください。

参考資料

https://linux.oracle.com/errata/ELSA-2013-0884.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 68830

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2013-0884.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/12

更新日: 2024/10/22

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Continuous Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2013-1950

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:libtirpc, p-cpe:/a:oracle:linux:libtirpc-devel, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2013/5/30

脆弱性公開日: 2013/7/9

参照情報

CVE: CVE-2013-1950

BID: 59365

RHSA: 2013:0884