RHEL 6:virtio-win(RHSA-2013:1101)

high Nessus プラグイン ID 69012

概要

リモート Red Hat ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの virtio-win パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 6 Supplementary で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

virtio-win パッケージは、多くの Microsoft Windows オペレーティングシステム用の準仮想化ネットワークドライバーを提供します。準仮想化ドライバーは、 Red Hat Enterprise Linux で実行している完全に仮想化されたゲストが使用する、仮想化を認識するドライバーです。

Windows 上で QEMU ゲストエージェントサービスのインストールを実行する方法に、引用符で囲まれていない検索パスの欠陥が見つかりました。引用符で囲まれていない検索パス内のディレクトリの権限により、権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用して、自分が選択したバイナリを SYSTEM 権限で実行する可能性があります。(CVE-2013-2231)

この問題は、Red Hat の Lev Veyde 氏により発見されました。

virtio-win のユーザーは、この更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。

ソリューション

影響を受ける virtio-win パッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2013:1101

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2013-2231

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 69012

ファイル名: redhat-RHSA-2013-1101.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/7/23

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.0

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:virtio-win, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6.4

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2013/7/22

脆弱性公開日: 2013/10/1

参照情報

CVE: CVE-2013-2231

RHSA: 2013:1101