Openstack オブジェクトストレージである Swift で、いくつかの脆弱性が見つかりました。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトは次の問題を特定しています：

- CVE-2013-2161 Rackspace の Alex Gaynor 氏は、Swift アカウントサーバーでの XML 処理の脆弱性を報告しました。xml リスティングでアカウント文字列がエスケープされておらず、攻撃者が解析不能または任意の XML 応答を生成し、これが利用されて呼び出し側のソフトウェアで他の脆弱性が利用される可能性があります。

- CVE-2013-4155 Red Hat の Peter Portante 氏が、Swift の脆弱性を報告しました。古い X-タイムスタンプの値があるリクエストを発行することで、認証された攻撃者がオブジェクトサーバーを不要なオブジェクトの「墓石」で一杯にし、このためにそのオブジェクトサーバーへの以後のリクエストが大幅に低下し、Swift クラスターに対するサービス拒否攻撃を助長させる可能性があります。

検出

Debian DSA-2737-1：swift - いくつかの脆弱性

high Nessus プラグイン ID 69354

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