Amazon Linux AMI:openjpeg(ALAS-2012-111)

critical Nessus プラグイン ID 69601

概要

リモート Amazon Linux AMI ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

OpenJPEG がイメージタイルヘッダーの中のタイル番号とサイズを処理する方法で、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こす入力検証の欠陥が見つかりました。リモートの攻撃者が、特別に細工されたイメージファイルを用意し、それが OpenJPEG にリンクされたアプリケーションを使用して解読された場合、アプリケーションをクラッシュさせたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2012-3358)

特定の色深度のある入力イメージから JPEG 2000 ファイルをエンコードするときに、OpenJPEG が割り当てるメモリが不充分でした。リモートの攻撃者が、特別に細工されたイメージファイルを用意して、それが OpenJPEG にリンクされたアプリケーション(image_to_j2k など)で開かれた場合、アプリケーションをクラッシュしたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。
(CVE-2009-5030)

ソリューション

「yum update openjpeg」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2012-111.html

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 69601

ファイル名: ala_ALAS-2012-111.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/9/4

更新日: 2018/4/18

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:openjpeg, p-cpe:/a:amazon:linux:openjpeg-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:openjpeg-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:openjpeg-libs, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2012/7/30

参照情報

CVE: CVE-2009-5030, CVE-2012-3358

ALAS: 2012-111

RHSA: 2012:1068