Amazon Linux AMI:pam (ALAS-2013-160)

medium Nessus プラグイン ID 69719

概要

リモートのAmazon Linux AMIホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

pam_env モジュールが、ユーザーの「~/.pam_environment」ファイルを解析する方法に、スタックベースのバッファオーバーフローの欠陥が見つかりました。アプリケーションの PAM 構成に「user_readenv=1」 (これはデフォルトではない) が含まれる場合、ローカルの攻撃者はこの欠陥を利用して、アプリケーションをクラッシュさせたり、権限を昇格させたりする可能性があります。(CVE-2011-3148)

pam_env モジュールが特定の環境変数を拡張する方法に、サービス拒否の欠陥が見つかりました。アプリケーションの PAM 構成に「user_readenv=1」 (これはデフォルトではない) が含まれる場合、ローカルの攻撃者はこの欠陥を利用して、アプリケーションを無限ループに入らせる可能性があります。(CVE-2011-3149)

ソリューション

「yum update pam」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2013-160.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 69719

ファイル名: ala_ALAS-2013-160.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/9/4

更新日: 2018/4/18

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:pam, p-cpe:/a:amazon:linux:pam-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:pam-devel, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2013/3/2

参照情報

CVE: CVE-2011-3148, CVE-2011-3149

ALAS: 2013-160

RHSA: 2013:0521