Sophos Web Protection Appliance の複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 70142

概要

リモートホストに Web アプリケーションがインストールされていて、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Sophos Web Protection のバージョンは、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- リモートで呼び出すことのできる「/opt/ws/bin/sblistpack」Perl スクリプトに欠陥があるため、アプリケーションがリモートコマンドの実行脆弱性による影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者は、この問題を悪用して、特別に細工されたリクエストを「/end-user/index.php」スクリプトに送信することで、「spiderman」ユーザー ID の権限にしたがって任意のコマンドを実行できるようになります。
(CVE-2013-4983)

-「/opt/cma/bin/clear_keys.pl」スクリプトに欠陥があるため、アプリケーションがローカルの権限昇格の脆弱性の影響を受けます。(CVE-2013-4984)

これらの攻撃を組み合わせることにより、認証されていないモートの攻撃者が、任意のコマンドを「root」ユーザーとしてリモートホストで実行する可能性があります。

注意:インストールされている Sophos Web Protection のバージョンは、クロスサイトスクリプティングの脆弱性の影響も受けるようですが、Nessus ではこれをテストしていません。

ソリューション

Sophos Web Protection Appliance 3.7.9.1 / 3.8.1.1 または以降へアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?e2867f81

http://www.nessus.org/u?6d3b1f2b

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 70142

ファイル名: sophos_web_protection_command_injection.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2013/9/26

更新日: 2021/1/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 9.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:sophos:web_appliance, x-cpe:/a:sophos:sophos_web_protection

必要な KB アイテム: installed_sw/sophos_web_protection

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2013/9/6

脆弱性公開日: 2013/9/6

エクスプロイト可能

CANVAS (D2ExploitPack)

Core Impact

Metasploit (Sophos Web Protection Appliance clear_keys.pl Local Privilege Escalation)

Elliot (Sophos Web Protection Appliance 3.8.1 RCE)

参照情報

CVE: CVE-2013-4983, CVE-2013-4984

BID: 62263, 62265